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仮面ライダーウィザード 考察

駄目な作品は、どこが駄目なのかを考える事で糧にすべしということで、何処を改善すれば良かったのかをリストアップしてみる。

①主人公の動機を明確に。
事故に巻き込まれてライダーになったにしても、敢えて危険に挑む動機付けをもう少し明確にして欲しかった。主人公自身、自分が生き残る事が両親の最期の希望とか言うのなら、尚更敢えて身を危険にさらして怪人と戦う強い理由が欲しい。

②ファントム化したら、死体を残すべき。
以前の記事でも指摘してみたが、ファントムが人間じゃないという根拠がストーリー中で見えてこないんだよね。現状ファントムが絶望して人格が変わって変身能力を身につけた人間とほぼ同義なので、限りなくその点に無自覚にファントム殺害すべしと描写は倫理的に問題があるように感じる。ファントムが、絶望から犯罪に走る人間のメタファーの様にも描かれているのも問題で、そのファントムを徹底的に更生の余地無し、抹殺すべしと繰り返し描くのは子供番組なら尚更、危険思想すぎないだろうか。

③ファントムの定義が不明。
ファントムは、人間から都度誕生しているはずなのに、なぜか人格があって名前まで持っている。人間をゲートと呼んでいるので、ファントム界みたいなのがあってそこから人間を文字通りゲートにして侵略してきているようにも受け取れる。ただ結局の所、敵側がどういう存在なのかがストーリーからは分からないので、動機も何もかも分からずじまい。ファントム側に人格を設定して、ドラマを展開するなら最低限動機にも関わる部分の設定は必要だろう。

④ゲートのシステムが謎
ゲートが絶望したらファントムが誕生する事だけはわかっているが、それだけでファントムが生まれるなら、ほっといてもファントムはどんどん増えていくのでは無いだろうか。特に自殺大国日本では、ファントムはうじゃうじゃいそうなものだ。放っておいても増えるのであれば、わざわざ中途半端な関与をして、ファントム達はウィザードに殺される必要が無い。本来ならファントムが関与しないと生まれないという明確な設定が必要だったのでは無いだろうか。

⑤ファントムは悪なのか問題
ファントムは人間では無い・・・という所までは、設定上そうであるとして良しとしよう。しかし、ファントム=悪なのか問題という疑問は残る。というのは、とりあえずストーリー上、ファントムの首領格であるワイズマンというキャラに従って、手っ取り早く人間を絶望させようと襲いかかるのだが、基本的にそれ以外に人間を襲う動機が無いんだよね。そもそも何食べて生きてるのか、生活感無いので不明だけども、とりあえず生きていく上で人間を襲う必要性が無い。そして、ファントム個人にはどうみても仲間を増やしたいという意識が無い。そしてたまに、直接的に人間を襲わなくてその人が大切にしている物を壊したりするだけのファントムがいる。ワイズマンの命令を聞かないと駄目な理由も不明だけど、とりあえず聞かないと殺されるみたいな話だとすれば、命令されて、しかたなく物壊したというくらいでぶっ殺されてしまうファントム達はむしろ被害者なのでは?

⑥テーマをまともに扱えてない事に気付くべき
「絶望」と「希望」がテーマなのであれば、主人公が真に対峙すべきは「心」の問題であるはずだ。しかし、主人公が実際に対峙しているのは怪人でしかない。主人公の「心」がまともに描かれない時点で、本気で扱う気があるのかどうかが疑わしい。①ともかぶるが、まともに「心」を描くなら、絶望や希望を安易に扱うべきでは無い。


とりあえずは致命的な所としては、こんな感じだろうか。

ただ、この所、ウィザードについてひたすら考察していると、逆にもしかしたらウィザードは良い作品なのでは?とも思えてしまう。面白く無いし、設定は酷いし、思想も害悪なんだけど、逆に見た人に疑問を残すという点ではいい作品?でもまぁ、意図的に問題提起してるわけでも無いのでやっぱり糞だわ。
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by Trial-6 | 2013-07-31 11:46 | 雑記

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